ドラゴンクエストⅥ 幻の大地②

 FF13に足りないものは、ドラクエ6で充分に補えた。やっぱり、仲間やNPCとの会話って重要だと思う。
 堀井の十分の一でもいいから鳥山にセンスがあれば、FF13はもっとマシな評価だったろうなぁ。


 なんてことをエンディングのバーバラのシーンで思ったりした。

ドラゴンクエストVI 幻の大地

ドラゴンクエストVI 幻の大地

ドラゴンクエストⅥ 幻の大地

 発売日に購入、そんで今ラスボスのデスタムーア戦。
 結論から言うと、主人公(バトマス)、引換券(バトマス)、姉(魔戦)、バーバラ(賢者)のパーティで挑んでみたが、お話にならなかった。
 レベルが31であるということ、ハッサンとドランゴを外していることが主な敗因だろう。正直、グラコス以降のバーバラはただの置物と化しているので(現在ラスボス手前で、HPが100ちょい)、ほぼ三人でクリアしてきた(デュランまではハッサン)といっても過言ではない。
 

 さて、どうしようかな。
 別にこの面子でクリアしなきゃいけないわけじゃないんだけど、もうちょい頑張ってみようかな。少なくとも、賢者の熟練度をベホマラー辺りまで上げてみても悪くないかもしれない。

ドラゴンクエストVI 幻の大地

ドラゴンクエストVI 幻の大地

Stadium Arcadium Red Hot Chili Peppers

 最強の厨二バンド、レッチリ
 聞きかじりの時に「Around the Worldは最強!」と言うのは、誰しもが通る道だろう。……僕だけか?


 音源自体はTSUTAYAで入手してたが、ついに本日CDを購入。
 全28曲と大ボリュームのためか一年ほど聴いていなかったけど、実はすごく良いアルバムだったりする。Blood Sugar Sex Magikがレッチリの最高傑作だとすると、それに肉薄するくらいの出来だと個人的には思う。ジョン・フルシアンテ with Red Hot Chili Peppersと揶揄されているけど、良いものは良いのだ。
 白眉は「Wet Sand」と「Desecration Smile」。特に前者のギターソロは泣ける。


 一昨年にジョンが脱退しちゃったけど、アンソとフリーとチャドがいれば問題はないだろう。実際「One Hot Minute」も良作だし。

好き好き大好き超愛してる 舞城王太郎

 ビッチマグネット、残念だったなぁ――というわけで、舞城最初の芥川賞候補作である本作品をまたまた読み直してみた。読むたびに思うんだけど、なんでこれが受賞できなかったんだろう、ってくらいに素晴らしい。
 恋愛小説の最高峰だと思う。ちなみに僕はこいつのせいで他の恋愛小説を読む気がしなくなったくらいだ。

 
 マジでオヌヌメ

好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)

好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)

 7冊目。

さよなら妖精 米澤穂信

 ご存知「小市民シリーズ」の作者、米澤氏の著作である。
 あんまり期待はしていなかったが、それなりに楽しめた。小市民シリーズ同様、死人の出ないミステリーで、苦い青春が待っている。
 個人的に評価できる点としては、やはり結末。多分、こういった雰囲気を作り出すのが著者は得意なんだろうなぁ、と今更ながらに思った。あいかわらず主人公に好感が持てないが、まあご愛嬌だろう。
 

 重要人物であるマーヤの可愛らしさと直向さがなんとも言えない。

さよなら妖精 (創元推理文庫)

さよなら妖精 (創元推理文庫)

 6冊目

狐笛のかなた 上橋菜穂子

 ご存知「守り人シリーズ」の作者である上橋氏の作品。
 あいかわらず情景を表現する文体が美しい。僕自身、頭の中で場面を想像しながら読むタイプではないので、単語のイメージや音感が気持ち良く伝わってくる氏の文章が非常に好みである。
 子供だけが読むのは勿体ない、とよく言われているが、この作品も正しくそれである。特にエピローグの胸がきゅっとなるような感覚は、幼い頃だったら感じなかったろうなと思う。
 

 一応オススメ。
 獣の奏者も是非。
 守り人シリーズも、ファンタジー好きなら必読。

狐笛のかなた (新潮文庫)

狐笛のかなた (新潮文庫)

 5冊目。

パズルの軌跡 機本伸司

「神様のパズル」の続編。
 前作を読んだのはいつだっけ? あんまり憶えていない。
 宇宙の次に扱うテーマは“自分”ということで、一気に話が身近になったなぁ――かと思いきや、作中の内容を自分で考え出すと結構難しい。ただ、今回は完全に中身がライトノベルなので、テーマとしては実に青春小説らしいといえる。
 前作とはうって変わって、主人公とヒロインの関係にウェイトが置かれているので、そういうのが好きな人は読んでみてはどうだろう。

パズルの軌跡―穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫)

パズルの軌跡―穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫)

 4冊目。