2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

氷菓 米澤穂信

新幹線でちょいと移動する用があったので、暇つぶし用として購入。 古典部シリーズ、第1作目。 作者のデビュー作らしいが、既に文体やキャラクターの傾向はこの時点で確立されていたようだ。傍観主義者の主人公、殺人のないミステリ、オチに一口の毒、とお約…

ハサミ男 殊能将之

叙述ミステリと知りつつも、結構楽しめた。何よりもタイトルが秀逸。 読み終わった後、自殺願望であり、シリアル・キラーでもある「ハサミ男」が萌えキャラに変わりました。ハサミ男 (講談社文庫)作者: 殊能将之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/08/09メ…

しゃばけ 畠中恵

店頭の目立つ位置に並んでるので、ちょっと気になって買ってみた。 結論から言えば、あんまり面白くはない。好きな人もいるんだろうけど、どうにも中途半端な作品に感じた。 文章も、設定も、登場人物も、ストーリーも、どこか不安定さが付き纏っている。処…

バイバイ、エンジェル 笠井潔

ブラックラグーンにて哀れな高校生が呟いていた頃から、読もう読もうと思って早三年以上が経ってしまった、矢吹駆シリーズ。さらに読み終わるまで半月ほど要してしまうという、なかなかの曲者だった。 さて内容だが、主人公の矢吹駆と語り部のナディア・モガ…

朝青龍引退

ヒール役を辞めさせて、どうするんだろ。良くも悪くもドルジという存在で、現在の大相撲は成り立っていたのにねぇ。 今度は白鵬にターゲットが移るわけだが、またまた外人力士だからってドルジ達のように追い込むんでしょうか? まぁ、とにかくお疲れ様でし…

ドラゴンクエストⅥ 幻の大地②

FF13に足りないものは、ドラクエ6で充分に補えた。やっぱり、仲間やNPCとの会話って重要だと思う。 堀井の十分の一でもいいから鳥山にセンスがあれば、FF13はもっとマシな評価だったろうなぁ。 なんてことをエンディングのバーバラのシーンで思ったりした。…