2010-01-01から1年間の記事一覧

ニンテンドー3DS(仮称)

今度は3Dか。単なるスペックアップで終わらないと思ってたが、これはホントに予想外。映画「アバター」の存在がなければ、世間の反応はもっと面白いものになっていただろうな。任天堂の開発はさぞかし悔しいに違いない、と想像する。 タッチパネルの賛否両論…

7年ぶり

いや〜、めでたい。7年と2ヶ月ぶりか〜。 え、何のことかって? HUNTER×HUNTERのことです。休載リストによれば、11週連続掲載されたのは「2003年1月21日」だそうで。 いや――、ホントめでたいなぁ。

宇宙兄弟 小山宙哉

マンガ大賞2010、2位。 去年の僕の日記に書いたことと同じように、モーニング公式サイトが六太の発言をYou Tubeでネタにしていて、なんか笑った。 あ〜、2位かぁ。すごく残念。 ストーリー過程が分かっていても、心を揺さぶられる面白いマンガなので、なんか…

超・殺人事件〜推理作家の苦悩 東野圭吾

ベストセラー作家である東野圭吾氏の短編集。 短編を読めば作家が分かると息巻いて、「初」東野圭吾なのに、こんなブラックジョークの短編を買ってしまった。やっちゃったなぁと思いながらも、とりあえず全部読みました。時には自虐的に、時にはシニカルな目…

ソロモンの犬 道尾秀介

タイトル縛りのせいか、十二支シリーズと銘打たれている内の第2作目。 道尾氏の作品は読み終わった後、自分の中に何の影響も残さないんだけど、読んでいる最中は楽しめるので、結構好きだったりする。ファーストフードみたいな気軽さがすごく良い。個人的に…

Blood Sugar Sex Magik Red Hot Chili Peppers

ようやく購入。 ミーハーなので説得力はないけど、このアルバムがロックの最高峰だと思っている。邦楽・洋楽を通して、手放しでカッコいいと思えるのはこれだけ。ブラッド・シュガー・セックス・マジックアーティスト: レッド・ホット・チリ・ペッパーズ出版…

Demon's Souls①

ベスト版発売日に実は購入済み。 地味に面白い。否、絶妙な面白さがあると言い換えよう。「なんだこれ、難し過ぎて全然進めねーよ」と2日放置して投げ出そうとしていた僕も、今では3時間/日のペースで進めている。正にデモンズマジックだ。GAME OF THE YEAR…

CREATURES ストレイテナー

今年最初の新譜。 このアルバムをACIDMANでたとえると、懸命の銘で終わってしまったgreen chordだと思う。なんというか不完全燃焼気味である。あくまで超個人的に。 Man-like Creaturesなんてものすごいポテンシャルを持った一曲だったのに、アルバム曲には…

悼む人 天童荒太

今更ながらに読了。 人に薦められるかと問われれば、そうではないと答えるし、かと言って、面白くなかったのかと訊かれれば、面白かったよと答える。そんな感じの小説。 僕はまだ年齢が二十代前半なので『死』というものがおぼろげである所為か、読み進めて…

氷菓 米澤穂信

新幹線でちょいと移動する用があったので、暇つぶし用として購入。 古典部シリーズ、第1作目。 作者のデビュー作らしいが、既に文体やキャラクターの傾向はこの時点で確立されていたようだ。傍観主義者の主人公、殺人のないミステリ、オチに一口の毒、とお約…

ハサミ男 殊能将之

叙述ミステリと知りつつも、結構楽しめた。何よりもタイトルが秀逸。 読み終わった後、自殺願望であり、シリアル・キラーでもある「ハサミ男」が萌えキャラに変わりました。ハサミ男 (講談社文庫)作者: 殊能将之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/08/09メ…

しゃばけ 畠中恵

店頭の目立つ位置に並んでるので、ちょっと気になって買ってみた。 結論から言えば、あんまり面白くはない。好きな人もいるんだろうけど、どうにも中途半端な作品に感じた。 文章も、設定も、登場人物も、ストーリーも、どこか不安定さが付き纏っている。処…

バイバイ、エンジェル 笠井潔

ブラックラグーンにて哀れな高校生が呟いていた頃から、読もう読もうと思って早三年以上が経ってしまった、矢吹駆シリーズ。さらに読み終わるまで半月ほど要してしまうという、なかなかの曲者だった。 さて内容だが、主人公の矢吹駆と語り部のナディア・モガ…

朝青龍引退

ヒール役を辞めさせて、どうするんだろ。良くも悪くもドルジという存在で、現在の大相撲は成り立っていたのにねぇ。 今度は白鵬にターゲットが移るわけだが、またまた外人力士だからってドルジ達のように追い込むんでしょうか? まぁ、とにかくお疲れ様でし…

ドラゴンクエストⅥ 幻の大地②

FF13に足りないものは、ドラクエ6で充分に補えた。やっぱり、仲間やNPCとの会話って重要だと思う。 堀井の十分の一でもいいから鳥山にセンスがあれば、FF13はもっとマシな評価だったろうなぁ。 なんてことをエンディングのバーバラのシーンで思ったりした。…

ドラゴンクエストⅥ 幻の大地

発売日に購入、そんで今ラスボスのデスタムーア戦。 結論から言うと、主人公(バトマス)、引換券(バトマス)、姉(魔戦)、バーバラ(賢者)のパーティで挑んでみたが、お話にならなかった。 レベルが31であるということ、ハッサンとドランゴを外している…

Stadium Arcadium Red Hot Chili Peppers

最強の厨二バンド、レッチリ。 聞きかじりの時に「Around the Worldは最強!」と言うのは、誰しもが通る道だろう。……僕だけか? 音源自体はTSUTAYAで入手してたが、ついに本日CDを購入。 全28曲と大ボリュームのためか一年ほど聴いていなかったけど、実はす…

好き好き大好き超愛してる 舞城王太郎

ビッチマグネット、残念だったなぁ――というわけで、舞城最初の芥川賞候補作である本作品をまたまた読み直してみた。読むたびに思うんだけど、なんでこれが受賞できなかったんだろう、ってくらいに素晴らしい。 恋愛小説の最高峰だと思う。ちなみに僕はこいつ…

さよなら妖精 米澤穂信

ご存知「小市民シリーズ」の作者、米澤氏の著作である。 あんまり期待はしていなかったが、それなりに楽しめた。小市民シリーズ同様、死人の出ないミステリーで、苦い青春が待っている。 個人的に評価できる点としては、やはり結末。多分、こういった雰囲気…

狐笛のかなた 上橋菜穂子

ご存知「守り人シリーズ」の作者である上橋氏の作品。 あいかわらず情景を表現する文体が美しい。僕自身、頭の中で場面を想像しながら読むタイプではないので、単語のイメージや音感が気持ち良く伝わってくる氏の文章が非常に好みである。 子供だけが読むの…

パズルの軌跡 機本伸司

「神様のパズル」の続編。 前作を読んだのはいつだっけ? あんまり憶えていない。 宇宙の次に扱うテーマは“自分”ということで、一気に話が身近になったなぁ――かと思いきや、作中の内容を自分で考え出すと結構難しい。ただ、今回は完全に中身がライトノベルな…

まず3冊

・前巷説百物語 京極夏彦前巷説百物語 (角川文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/12/25メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (29件) を見る いわゆるエピソードゼロと云うヤツ。 …