SUPER LOVE SONG B’z

SUPER LOVE SONG(初回限定盤)(DVD付)

SUPER LOVE SONG(初回限定盤)(DVD付)


 もちろんフラゲ。「変わらないという進化」なんてCMで言ってるけど、めちゃくちゃ進化してますよ。
 ここ近年の作品である「BIG MACHINE」と比べてもよく分かる。今回の曲はこの頃とよく似てポップなロック(変な表現だな……)だけど、キレがさらに増している。よりバンドらしくなったと思う。
 サポメンの方もがらりと変わって徳ちゃんとシェーンではなくなった(FRICTIONのみこの二人)。サポメンが変わればサウンドも変わる。特に表題曲「SUPER LOVE SONG」ではベースの音がよく響いていて良かった。ドラムの方も、もちろん大分違う。シェーンはどちらかといえば力強く叩くタイプの曲が多かったが、ジェレミーは力強さより手数の方が目立つタイプだった。
 このサポメンでアルバムをレコーディングしたならすごく面白いことになる。前作「MONSTER」のベクトルを向かなければ、「BIG MACHINE」の進化が聴けるかもしれない。
 

 折角なんで、シングルの感想を。


01.SUPER LOVE SONG
 まずイントロのリフが強烈。その後のギターとベースの混ざり具合がたまらない。
 個人的にだけど、ギターソロからアウトロまでの流れは完璧だと思う。
 大音量が気持ち良い。是非。
02.ここから
 Cメロとギターソロが同時なんて、B'zでは初めてじゃないだろうか。
 構成自体もABABサビCサビと珍しい。試行錯誤を重ねて、今までの殻を打ち破ろうとする意志が伝わってくる。
 歌詞もなんかそんな感じ。
 この曲を聴いてアルバムが楽しみになった。
03.FRICTION
 全英詩。アメリカのiTuneで発売されなかったら、これが1曲目だったのかもしれない。
 こいつもイントロが良いし、稲葉さんもエネルギッシュに歌っている。
 多分LAP2は今のサポメンのver.ではないかと、秘かに期待している。
 カタカナ英語でなけりゃ完璧なのに。